保護者の方へのメッセージ
「中退したら人生終わり」という時代が終わり、
「中退したら通信制に行けばいいよね」と言われるようになりました。
また、劇的に増え続ける不登校の数を見ても、
不登校を「特異な事例」「落ちこぼれ」と括ってしまうことに意味がなくなりました。
中退や不登校が以前ほど特別に腫れ物に触るような扱いをされるということは少なくなりましたが、
それがすなわち、中退や不登校でも何の問題もないということにはなっていません。
むしろ、学校に通っていようが、通っていまいが、自分で自分の人生を選んで進んでいかなくてはならなくなったように思います。
これからの日本社会もどうなっていくのか見えにくい時代になっています。
これまでのように「大人が大人然として子供に道を指し示し導いてあげる」というやり方では、子供はもちろんのこと、大人自身も納得できなくなってきています。
大人も子供も「不安の中、失敗をたくさん得ながら進む」以外にこれからの見えない未来に備える方法はありません。
大人は知識と経験、またその不安がゆえに「あるべき決まった型にはめる」ことで安心を得ようとするかもしれませんが、
子供には「あるべき」は受け入れがたく(たくさんの情報の中、なぜそれを受け入れないといけないのかが分からず)反発を強めたりします。
「なぜそうできないのか?」「じゃあどうするのか?」と問い詰めるのではなく、
「どうしたいか?」「どう考えるか?」を一緒に話せる時間を大事にしていかねばなりません。
時間と労力がかかる道筋にはなりますが、子どもの考えを応援してもらえるとと願います(たとえ失敗するだろうなと分かることであったとしても)。
次の一歩が「TOB塾に入る」でなくても大丈夫です。ご相談ください。
新しい道の可能性を一緒に探っていきましょう。