勉強は“性格占い”のようなもの
これも私がよく話すことですが、
「勉強はできない自分と出会い続ける経験」なので、
安定して続けていくにはなかなか大変なこともあります。
それだけに自分の性格とか思考回路とかのクセがあらわになりやすい。
(この“大変さ”を「しんどい」と思うのか、
「成長の機会に出会えた」と思うのかによって、
だいぶ先が変わってくるのだけども)
そういうことを考えると
占いは“当たるも八卦当たらぬも八卦”とよく言われますが、
勉強占いはもっと精度高く性格を占えると思います。
ということで、勉強占いはその解き方や向かい合い方を見ながら思考回路を探っていきます。
例えば、
・英語の整序問題で一語不要の条件のときに
「分からない単語」を不要に当てて、残りをそれっぽく並べる。
上記のような解き方をする人は、
①「中身よりも外側を整えることを優先しがち」
②「大変そうなことは後回しにしがち」
③「自信がなくて、それを自覚することも怖がりがち:プライド高い可能性高い」
などなど。
こういう感じの解き方をいろいろ見ることによって、
相手の思考回路とか大事にしているところとかを探っていく。
さらにそれが生きにくさにつながっているなら改善、改良していきたいなと思いつつ。
とはいえ、それが生きにくさにつながっているということはいろんな“不安”が“恒常性”に絡みついていたりするので、改善改良はそう簡単ではなかったり。
これは塾生たちにとって結構な修行になるかも。
なんせ、勉強占いによってメンタルがある種無防備になることなので、
そもそもその状態が不安を増長させるだろうし。
もちろん悪意のない内側への刺激(純粋に成長を願う刺激)はきっとその人の将来の役に立つものになるとは思っているのですが、それを受け入れて一緒に信じて修行していけるかどうか。
大きな分かれ道です。
あと、勉強占いにも動物占い的な分類とか、さらにその進化系とかまでキャッチ―に作れると良い形になりそうだと思いつつ。そうできるにはもう少し私が訓練を積まなくては。ですね。
今後も精進していきます。